共創開発について、よくあるご質問

デリシャス缶詰の共創開発で、よくあるご質問についての回答です。


Q. OEM(製造委託)を依頼することは可能ですか?

A.OEMはお受けしておりません。
共にアイデアやレシピ案を出し合い、試作を進める中で最善だと思うものを商品化して、お互いの販路で販売していく共創開発のみ対応させていただいております。

Q. なぜ60万円の費用で開発できるのですか?

A.弊社では通常、缶詰開発サービスを提供すると、費用が200万円程度かかります。しかし我々は、生産者の方の缶詰作りのハードルを下げたいとの考えで、開発費を弊社が投資として負担しております。お支払いいただく費用は、トライアルでは10万円のお支払いと試作に必要な原材料の提供。そして商品化に向け開発を進める場合、50万円のお支払いと試作に必要となる原材料の提供。以上のご負担をお願いしております。

Q. 希望のレシピを試作してもらうことは可能ですか?

A.可能です。
ご希望のレシピを試作いたしますが、必ずしも商品レシピに採用されるわけではございません。当社からご提案するレシピや、試作を進めていく中で新たに思いついた試作などと食べ比べた判断で商品レシピは確定しますので、あらかじめご了承ください。

Q. 商品化したレシピを他の案件で使うことはありますか?

A.使う可能性があります。
「競争」より「共創」という理念があり、独占するのではなく共有して日本全体としていいものを作りたいと思っています。共創開発にかかる費用は当社が投資をしていることもあり、缶詰にする加工レシピは弊社が保有させていただいております。ご提案するレシピが他の案件で生み出されたレシピである場合もありますし、ご一緒する案件で生み出したレシピを他の案件でも活用させていただく前提となります。レシピを独占したいということでしたらOEMの契約になりますので現在は対応しておりません。
※ご提供いただく食材の加工レシピは、当然ご提供いただく方のものですので当社が無許可で使用することはありません。

Q. 対応している缶の容器は?

A. 当社では東洋製罐の以下の2種類の容器に対応しています。
・平3号缶(直径78mm 高さ32mm 程度)、内容量:85〜100g程度
・6号缶(直径78mm 高さ58mm程度)、内容量:170〜200g程度
現状はこれ以外の容器には対応しておりません。提携工場に依頼する場合はその工場で扱える容器から選ぶことになります。

Q. オリジナルの形の容器は作れますか?

A. 当社では対応しておりません。
缶容器は金属加工の工業製品となりますので、新しい形の容器を作るには何億もかかってしまい、相当なロット(大手メーカーさんが全国展開するレベル)でないと、オリジナルの方の容器を作ることはできません。

Q. 缶詰以外の加工も依頼可能ですか?

A.レトルトパウチ開発なども対応可能です。
缶詰に特化してサービスをご提供しておりますが、商品企画においてパウチなどの開発を検討する場合もございます。今後はレトカップというカップ式の容器は対応できるよう検討も進めております。

Q. 原料を持ち込んでの製造は可能ですか?

A. 可能です。
主な原料をご提供いただく前提のサービスです。ただし、缶詰工場は製造効率や衛生的な観点から以下のような制約がありますのでご注意ください。
・泥付きのままでの納品はNG。きれいに泥を落とした状態で納品してください。
・魚をさばかないといけないような状態での納品はNG。フィレなどカットするだけで使える状態で納品してください。
・貝の殻付きでの納品はNG。むき身で納品してください。
これ以外にも、原材料の下処理で時間がかかるような状態での納品は、1日の製造数がぐっと下がりますので対応できないことが多いです。

Q. 商品化が決定した後の製造ロットはどれくらいですか?

A. 小ロット対応の提携工場の場合は1日200〜300個程度の製造が中心になります。
1日1500〜2000個程度の製造ができる提携工場での対応も可能ですが、シンプルなレシピ工程でないといけませんのでレシピの幅が狭くなります。

Q. 商品化した後に別の工場で製造することはできますか?

A.できません。
共創開発で商品化したものは当社の提携工場でのみ製造するご契約となっております。ご依頼を予定されている工場をご紹介いただき、当社経由でそちらに製造を依頼することは可能です。

Q. 商品化したものを仕入れて販売することはできますか?

A.可能です。
共創開発はお互いの販路で販売をしていくことを前提にしております。製造時に原材料を弊社が仕入れることになりますので、出来上がった商品を生産者様が販売する場合、弊社から仕入れて頂くことになります。
販路をお持ちでない場合は、当社で販売をしていくことも可能です。

Q. パッケージに希望のロゴは入れられますか?オリジナルパッケージは可能ですか?

A.可能です。
パッケージは基本的に、当社がをデザインします。その際にロゴや原材料の特徴や紹介文などの原稿をいただき、適宜反映するようにしています。また、オリジナルパッケージの制作も可能ですが、その場合は別途費用がかかります。

Q. 商品の賞味期限はどうなりますか?

A. 製造時から最長3年となります。
缶詰は、缶の状態がよ良く、破損しなければ10・20年と経過しても食べることができます。しかし、一般的な製罐メーカーは容器の使用期限を3年に設定しており、当社が使用している容器も同じく使用期限は3年となりますので、賞味期限はその期間に合わすことになります。
しかし賞味期限は「美味しさを維持できる期限」になりますので、味や食感や見た目などの官能試験(人の五感を使った評価)によって、賞味期限は1年や2年になることもありえます。
例えばカレーなどは3年経過してもほとんど味も変わらず美味しいということが、様々な商品で実証されているので最初から賞味期限を3年にすることが多いです。しかし、当社はこれまでない新たなレシピなどにチャレンジすることも多いので、他の商品で類似品がなければ賞味期限を1年にして、時間経過を見ながら徐々に2年、3年と伸ばしていくようにしています。